«位置信号»
通信機器の電源を〈ON〉にすると、通信機本体から「位置信号」を送信します。その通信機が、どこに移動しているか、
契約している事業体(NTTなど)の最も近い通信基地局のアンテナがキャッチし、あなたのいる場所を確認し把握します。
電源が(OFF)切れているときや、電波が事業体のアンテナに届かない場所(地下街/ビルの谷間/地域外への移動)の時は、
事業体は「位置信号」を確認する事ができません。このように「私はここにいますよ」という役目をはたすのが「位置信号」です。
«電磁誘導»
通信機器のエネルギー源はバッテリーです。電気が100%電波に変換されていればよいのですが、電気の何パーセントかは
無駄になっているのです。この無駄になっている電気を、ここでは不要輻射電磁波(不要な電波ノイズ)と表現しています。この不要輻射
電磁波を再利用して必要な電波にうまく変換する役目を「オトジー」がおこないます。この不要輻射電磁波を再利用することにより、位置信号をより強力に送信します。今まで交信できなかった地域で通信できたり、更にクリアーな通信が可能になります。
このような原理ですから、使いこなしのポイントは、通信機本体の不要な電磁波の最も多く出ているところを見つけて貼ることです。
最近の通信機器では、この不要な電磁波はシムカードが装着されている付近で多く出ていることがわかっています。
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